銀寄栗(中生栗)
特徴
果実が大きく、品質も高いです。貯蔵性に劣るため、加工用としては向いていません。
見分け方
横に張っている。
発祥の地
大阪府の能勢町ところが発祥です。
名前の由来
江戸時代の中期の宝暦3(1753)年、歌垣村倉垣現能勢町倉垣の人が広島から持ち帰った栗を植えたところ、そのうちの一本がとても良い実をつけたので、この樹を近隣に増殖させました。そして天明・寛政(1781年から1800年)の頃、歌垣村で大干ばつがあり、村人がこのくりを丹波国亀山に出荷したところ、多くの銀札(当時のお金)を得ることができました。以来、
「銀を寄せる」という意味で「銀寄」と呼ばれるようになったといわれています。